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50代以上のマッチングアプリ利用が急増 シニア世代の出会い最新事情

更新日 2026-07-25デートログ編集部

「マッチングアプリは若い人のもの」というイメージが揺らいでいます。女性向け媒体の配信記事によると、いわゆるマチアプでは50代以上の登録者が急増し、60代の関心も伸び続けているとのこと。恋愛だけでなく友人や趣味仲間を求める人も増える一方で、ロマンス詐欺など世代特有のリスクも指摘されています。いま何が起きているのか、利用者は何に気をつけるべきかを編集部が整理します。

何が起きたか

「マッチングアプリは若者のもの」という認識が、急速に過去のものになりつつあります。今回、女性向け媒体から配信された記事は、いわゆる「マチアプ」で50代以上の登録者数が急増している現状を伝えるものでした。記事によると、検索データ上でも「マッチングアプリ 50代」への関心は2023年ごろにピークを迎えた後も高い水準を保ち、「60代」については現在も増加傾向が続いていると報じられています。その背景としてシニア層のスマートフォン普及が挙げられており、記事が引用する総務省「令和7年通信利用動向調査」では、スマートフォンの保有率が60代で約9.5割、75歳以上でも7割を超えると伝えられています。スマホを使いこなす世代が広がったことで、70代の利用者も珍しくなくなっているといいます。

もう一つの注目点が、利用目的の多様化です。記事では、近年のシニア層が恋人探しだけでなく、一緒に食事を楽しめる友人や、趣味を共有できる仲間との出会いを求めて登録するケースも少なくないと紹介されています。とりわけ女性は目的が幅広く、結婚を視野に入れる人からパートナー希望、休日のランチや旅行を一緒に楽しめる友達がほしい人まで多岐にわたるとのこと。離婚を経験した人も多い世代であることから、記事ではこうした声も紹介されています。

結婚にはこだわらないけれど、ひとりは寂しい

一方で、男性は恋愛や再婚を前提に活動するケースが比較的多く、目的の違いからすれ違いが生じることもあると指摘されています。さらに記事は、広がりの裏にあるリスクにも触れています。マチアプで知り合った70代男性から現金をだまし取ったとして、この7月に22歳の女が逮捕された事例が報じられており、ロマンス詐欺などの危険が決して他人事ではないことがうかがえます。年齢や性別を問わず利用の裾野が広がった今、その光と影の両面が同時に浮かび上がっている、というのが今回の報道の要点だと言えます。

マッチングアプリ利用者への影響

利用者にとって、この変化はまず「出会いの母数」が広がることを意味すると考えられます。これまで同世代の相手が少なく登録をためらっていた層でも、同じ年代の登録者が増えれば、価値観や生活リズムの近い相手と巡り合える可能性は高まります。記事では、40歳・50歳以上に限定した新しいアプリが登場していることにも触れられており、年齢層を絞ったサービスの選択肢が増えている状況がうかがえます。同世代・同目的の相手に絞り込みやすい環境は、ミドル・シニア層が抱きがちな心理的なハードルを下げる要素になると考えられます。

一方で、気をつけたい点も同時に大きくなります。記事が指摘するように、女性が「まずは友達から」と考えていても、男性が恋愛や結婚を期待しているといった目的のずれは、世代を問わず起こりがちです。編集部としては、プロフィール欄やメッセージの早い段階で「何を求めて登録しているのか」を率直に共有しておくことが、後々のミスマッチや気まずさを避ける最も確実な方法だと考えます。年齢を重ねてからの出会いは、生活基盤や家族関係、健康面など考慮すべき事柄も増えるため、条件を曖昧にしたまま関係を進めるほど、すれ違いは深くなりやすいと言えるでしょう。

そして最も警戒したいのが、金銭を巡るトラブルです。記事でも70代男性が被害に遭った詐欺事件が触れられていましたが、ロマンス詐欺は「相手を信頼させてから金銭を求める」という手口が典型で、スマホ操作に慣れているかどうかとは別の問題です。会って間もない相手から投資話や送金、立て替えを持ちかけられたら、どれほど話が魅力的でも一度立ち止まる——この基本を徹底することが、シニア層に限らずすべての利用者にとっての自衛策になると考えられます。相手のプロフィール写真や職業設定に不自然な点がないかを冷静に見る習慣も、被害を遠ざける一助になるはずです。

編集部の見方

編集部としては、今回の動きを「出会いの手段が特定の世代の専有物ではなくなった」ことの象徴として受け止めています。かつては結婚相談所やお見合いが中心だったミドル・シニア世代の出会いが、スマートフォン一つで完結するアプリへと広がったことは、選択肢の裾野が大きく広がったことを意味します。離婚や死別を経て「もう一度誰かと時間を過ごしたい」「気軽に話せる相手がほしい」と願う人にとって、アプリは負担の少ない最初の一歩になり得ると考えます。恋愛だけでなく、友人づくりや趣味仲間探しといった多様な目的を受け止められる点も、この世代と相性がよいのかもしれません。

ただし、手軽さと安全性は必ずしも両立しません。編集部が重視したいのは、便利さの陰にあるリスクを、世代の特性に合わせて理解しておくことです。年齢確認や本人確認が徹底されたサービスを選ぶ、やり取りは公式アプリ内で続ける、外部の連絡先へ早々に移らない、そして家族や信頼できる友人に利用を打ち明けておく——こうした基本の積み重ねが、安心して出会いを楽しむための土台になると考えます。特にシニア世代は、被害に遭っても周囲に相談しづらいケースがあるため、あらかじめ「誰かに話せる状態」を作っておくことが有効な備えになるでしょう。

出会いに年齢の上限はありません。だからこそ、期待とリスクの両面を冷静に見比べる姿勢が、これからの「現代の出会い方」には欠かせないと編集部は考えます。今回の報道は、その入り口を改めて考えるきっかけになるはずです。詳しくは出典: Yahoo!ニュースの記事をご確認ください。

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